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16- D- 1123 201 7 年 3 月 2 7 日
株式会社日本格付研究所(J C R)は、以下のとおり信用格付の結果を公表します。
セ
ー
レ
ン
株式会社
(証券コード:3569)【変更】
長期発行体格付 A− → A 格付の見通し ポジティブ → 安定的
■ 格付事由
(1) 繊維製品企画・製造・販売業の大手。原糸から縫製までの一貫生産体制を特徴とする。事業領域は車輌資
材(シート材など)のほか、ハイファッション(各種衣料製品など)、エレクトロニクス(電磁波シール
ド材、高機能・特殊繊維など)、メディカル(医療用資材、化粧品など)、環境・生活資材(住宅資材な
ど)と幅広い。主力のシート材は日系完成車メーカーと良好な関係を構築しており、足元では外資系メー
カーでの採用も進みはじめた。
(2) 業績は好調に推移している。車輌資材の収益拡大が続いていることに加え、同事業以外でも繊維事業で培
った技術を生かした高付加価値製品の拡販が進んできている。原料価格の動向や為替変動に留意する必要
はあるが、収益源の多角化や地域分散化が図られてきたことで、収益の安定性も高まってきた。財務構成
は、10/ 3 期以降、ほぼ一貫して改善が進展。当面、こうした方向性が維持されると J C R ではみている。
以上を踏まえ、格付を 1 ノッチ引き上げ、見通しを安定的とした。
(3) 17/ 3 期営業利益(会社計画)は 95 億円(前期比 15. 4%増)と 5 期連続増益となり、2 期連続で最高益を
更新する見通し。シート材では、機能性に優れた合成皮革が米国や中国を中心に売上を伸ばしている。近
年、設備投資を行ったインドネシアやインドでの事業が順調に立ち上がっていることも、プラス要因とな
る見通し。また、エレクトロニクスは電磁波シールド材の用途拡大などで黒字が定着。メディカルはパッ
プ材基布など差 別化原糸を用いた医療用資 材が成長し、高い収益性を 保って利益が拡大している 。18/ 3
期以降も収益は堅調に推移すると J C R では想定している。
(4) 財務基盤の強化が着実に進み、健全性は高まっている。D/ E レシオは 09/ 3 期末0. 66 倍から17/ 3 期第 3
四半期末には 0. 19 倍まで低下している。また、手元流動性は厚みを増しており、ネットキャッシュポジ
ションも視野に入ってきている。新興国向けの大型設備投資が続いているが、17/ 3 期でおおむね一巡す
る見通し。有利子負債の削減も進んできており、引き続き財務の安定感が高まっていくとみられる。
(担当)藤田 剛志・坂井 英和 ■ 格付対象
発行体:セーレン株式会社
【変更】
対象 格付 見通し
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格付提供方針に基づくその他開示事項
1. 信用格付を付与した年月日:2017 年 3 月 23 日
2. 信用格付の付与について代表して責任を有する者:島田 卓郎
主任格付アナリスト:藤田 剛志
3. 評価の前提・等級基準:
評価の前提および等級基準は、J C R のホームページ(http:/ / www. jcr. co. jp/ )の「格付関連情報」に「信用格付の
種類と記号の定義」(2014 年 1 月 6 日)として掲載している。
4. 信用格付の付与にかかる方法の概要:
本件信用格付の付与にかかる方法の概要は、J C R のホームページ(http:/ / www. jcr. co. jp/ )の「格付関連情報」に、
「コーポレート等の信用格付方法」(2014 年 11 月 7 日)として掲載している。
5. 格付関係者:
(発行体・債務者等) セーレン株式会社
6. 本件信用格付の前提・意義・限界:
本件信用格付は、格付対象となる債務について約定通り履行される確実性の程度を等級をもって示すものである。
本件信用格付は、債務履行の確実性の程度に関しての J C R の現時点での総合的な意見の表明であり、当該確実性
の程度を完全に表示しているものではない。また、本件信用格付は、デフォルト率や損失の程度を予想するもので
はない。本件信用格付の評価の対象には、価格変動リスクや市場流動性リスクなど、債務履行の確実性の程度以外
の事項は含まれない。
本件信用格付は、格付対象の発行体の業績、規制などを含む業界環境などの変化に伴い見直され、変動する。ま
た、本件信用格付の付与にあたり利用した情報は、J C R が格付対象の発行体および正確で信頼すべき情報源から入
手したものであるが、当該情報には、人為的、機械的またはその他の理由により誤りが存在する可能性がある。
7. 本件信用格付に利用した主要な情報の概要および提供者:
・ 格付関係者が提供した監査済財務諸表
・ 格付関係者が提供した業績、経営方針などに関する資料および説明
8. 利用した主要な情報の品質を確保するために講じられた措置の概要:
J C R は、信用格付の審査の基礎をなす情報の品質確保についての方針を定めている。本件信用格付においては、
独立監査人による監査、発行体もしくは中立的な機関による対外公表、または担当格付アナリストによる検証など、
当該方針が求める要件を満たした情報を、審査の基礎をなす情報として利用した。
9. J C R に対して直近 1 年以内に講じられた監督上の措置:なし
■留意事項
本文書に記載された情報は、J C Rが、発行体および正確で信頼すべき情報源から入手したものです。ただし、当該情報には、人為的、機械的、また
はその他の事由による誤りが存在する可能性があります。したがって、J C Rは、明示的であると黙示的であるとを問わず、当該情報の正確性、結果、
的確性、適時性、完全性、市場性、特定の目的への適合性について、一切表明保証するものではなく、また、J C Rは、当該情報の誤り、遺漏、また
は当該情報を使用した結果について、一切責任を負いません。J C R は、いかなる状況においても、当該情報のあらゆる使用から生じうる、機会損失、
金銭的損失を含むあらゆる種類の、特別損害、間接損害、付随的損害、派生的損害について、契約責任、不法行為責任、無過失責任その他責任原因
のいかんを問わず、また、当該損害が予見可能であると予見不可能であるとを問わず、一切責任を負いません。また、J C Rの格付は意見の表明であ
って、事実の表明ではなく、信用リスクの判断や個別の債券、コマーシャルペーパー等の購入、売却、保有の意思決定に関して何らの推奨をするも
のでもありません。J C Rの格付は、情報の変更、情報の不足その他の事由により変更、中断、または撤回されることがあります。格付は原則として
発行体より手数料をいただいて行っております。J C Rの格付データを含め、本文書に係る一切の権利は、J C Rが保有しています。J C Rの格付データ
を含め、本文書の一部または全部を問わず、J C R に無断で複製、翻案、改変等をすることは禁じられています。
■NR S R O 登録状況
J C R は、米国証券取引委員会の定める NRSRO(Nationally Recognized Statistical Rating Organization)の 5 つの信用格付クラスのうち、以下の 4 クラス
に登録しています。(1)金融機関、ブローカー・ディーラー、(2)保険会社、(3)一般事業法人、(4)政府・地方自治体。米国証券取引委員会規則 17g- 7(a)
項に基づく開示の対象となる場合、当該開示は J C R のホームページ(http: / / www.jcr. co. jp/ en/ )に掲載されるニュースリリースに添付しています。
■ 本件に関するお問い合わせ先